お金が恋に占めるウェイト

恋愛においてもお金は重要なウェイトを占める一要素です。金の切れ目が縁の切れ目ということわざがあるようにお金がないから続かない恋も存在します。それでは恋心はお金には勝てないということなのでしょうか失恋
これは正確にはお金と恋心は比べるものではないという表現が正しいと言えるでしょう。お金というのは一種汚らわしいようなイメージがありますが、個人が持っている個性の一つに過ぎません。世の中お金持ちもいれば貧乏もいるということです。お金持ちのほうが良いイメージが強いのでお金持ち=いいことのようにとらえられていますが、金持ち、貧乏の両方にメリット、デメリットはあるといえるでしょう。
お金で相手を判断するときにマイナス面で相手を選ぶことで危ない相手を避けることもできます。お金に困ってカード現金化をしようと考えている人などは絶対に選んではいけない相手です。お金は相手の個性の一部として考えて自分にあった相手選びの要素として利用しましょう。
お金は個性の一つと考えれば、それは相手の仕事や趣味、容姿などに置き換えて考えることができるということになります。仕事がうまく行かなくなって別れるカップルもいれば、趣味が合わないで別れるカップルもいます。お金もそれらの理由と同じようなレベルなのです。とかくお金や経済力で相手を選ぶことは何か悪いことのようなイメージが世の中にはありますが、恋愛を理論的に考えればお金という一つの個性を重要視して相手選びをすることは何もおかしなことではないのですexclamation×2

理論上の最適な配偶者の選び方

恋愛は脳が引き起こす幻であるという原点に立ち返れば本能に任せた相手選びは正しいのだろうかという疑問がわきます。
そこで恋愛感情を抜きにした最適な配偶者の選び方を考えてみます。まず男性、女性ともによりよい遺伝子のほうが生存確率は高いであろうという点に立ち返り、男女ともに優秀な相手を選ぶのが理論上では最適な相手だと考えることができます。男性であれば頭脳明晰運動能力に優れていることが重要な条件です。女性でもやはり知力に長けて総合的な能力が優れていることが条件になります。
次に性格や家庭環境といった条件を考慮するとこれらは個体の優劣には関係してきませんが、安定した生活環境を継続するために大切な条件になってきます。性格が合わない相手とではよい家庭は築けませんし、どちらかの家庭環境が悪ければふらふらそれは男女の家庭にも悪い影響を間接的に与えることにつながります。
容姿等に関しては健康的で美しいことが求められることに変わりはないと考えられるのでこの点においても満たしておく必要があります。健康的であれば体を壊すことなく家族を養っていくことができますし、子孫もたくさん作れるだけの体力があることも示せます。美しければ他人を引き寄せるので将来よりよい個体に好まれることで優秀な遺伝子の選別権を優先的に得ることにつながりますexclamation
こうやって理論的に最適な配偶者を見極めてみると世間一般でモテる人間とほぼ同一の人物像が出来上がりました。今まで人類が選んできた道は理論上においても正しかったことが証明された結果となりましたひらめき

恋愛至上主義は異常な事態

現代においては恋愛至上主義のような考えがありますがこれはある種異常な事態だとみることもできます。
恋愛は脳が起こす錯覚だと説明をしていますが恋愛感情というのは人間が持つ多種多様な感情の中の一つに過ぎず子孫を残すために備わっている機能ですexclamation
人が存在する価値が子孫を残すためにあるとあれば恋愛至上主義的な考え方にも理論上の理解を示すことはできますが、人間はまず生きなければいけません。その点でいえば食欲レストラン、睡眠欲眠い(睡眠)こそが人生においてもっとも重要な要素であり、まず人としての個体の生活を成り立たせた上で子孫を残すという活動につながっていきます。
またすべての人間が平等に子孫を残すという考え方も自然界とは異なります。優秀な個体が子孫を残しつつ生物多様性を維持することが種の存続にはもっとも大切です。そう考えればすべての人間が必ずしも理想の相手と結ばれるとは限りません爆弾現代においては生殖医療の発達もあり優秀な遺伝子とは何なのか、またそれを人類が選別することは正しいことなのかさまざまな考えさせられる問題も存在します。
恋愛に振り回されたり、縛られて苦しい思いをしている人がいたら、恋愛至上主義的な考えを捨ててみるといいかもしれませんふらふら人は子孫を残さずともその考え方や知恵、知識を人の役に立て後世につなぐことで人類にとっての貢献を残すことはできるのです。