恋愛は脳が引き起こす幻であるという原点に立ち返れば本能に任せた相手選びは正しいのだろうかという疑問がわきます。
そこで恋愛感情を抜きにした最適な配偶者の選び方を考えてみます。まず男性、女性ともによりよい遺伝子のほうが生存確率は高いであろうという点に立ち返り、男女ともに優秀な相手を選ぶのが理論上では最適な相手だと考えることができます。男性であれば頭脳明晰で運動能力に優れていることが重要な条件です。女性でもやはり知力に長けて総合的な能力が優れていることが条件になります。
次に性格や家庭環境といった条件を考慮するとこれらは個体の優劣には関係してきませんが、安定した生活環境を継続するために大切な条件になってきます。性格が合わない相手とではよい家庭は築けませんし、どちらかの家庭環境が悪ければそれは男女の家庭にも悪い影響を間接的に与えることにつながります。
容姿等に関しては健康的で美しいことが求められることに変わりはないと考えられるのでこの点においても満たしておく必要があります。健康的であれば体を壊すことなく家族を養っていくことができますし、子孫もたくさん作れるだけの体力があることも示せます。美しければ他人を引き寄せるので将来よりよい個体に好まれることで優秀な遺伝子の選別権を優先的に得ることにつながります
こうやって理論的に最適な配偶者を見極めてみると世間一般でモテる人間とほぼ同一の人物像が出来上がりました。今まで人類が選んできた道は理論上においても正しかったことが証明された結果となりました